↑ 今回の日記にあう題名がおもいつかなかったので、この言葉を使わさせていただきます。



11月30日は、個人的に忘れられない出来事があった日なのです。
“出来事”と書き込みましたが、うまい表現方法が思いつかなかったのでこの言葉を使います。

今から23年前の11月30日は、奈保子さんが大怪我から復帰された日であります。

その“大怪我”に遭ってから約一年半後には、『わたぼうし翔んだ』という闘病記が出版されています。

時々ですけど、変色具合が激しいこの御本(初版本)を読み返しては、当時のことを思い出したりしています。
この本を読み返すたびに、改めて、奈保子さんの「優しさ」や「思いやり」が、読むときの状況と関係なくその都度ひしひしと伝わってきます。

本書の内容は勿論ですが、この『わたぼうし翔んだ』の帯紙にかかれている森光子さんのお言葉も感動モノなのです。


「奈保子ちゃんにとって、この闘病生活はとてもつらいものだったのですね…。
自分ではどうすることもできないいらだち、たくさんの人たちに心配をかけてしまったことへのすまなさ、
歌手としてやっていくことへの不安……
本当に苦しい、自分との闘いが行間にあふれています。
奈保子ちゃんが素直な気持ちでつづればつづるほど、思わず胸を締め付けられる思いです。
でも、涙ぐむばかりではなく、一緒になって笑ってしまうこともあって、奈保子ちゃんの持つ?明るさ?や?思いやり?が読む人を暖かく包んでくれます。


『わたぼうし翔んだ』の帯紙より。


・・・復帰後初仕事の映像を久しぶりに見てみます。
(何度見ても、胸熱くなる映像なのです)

コメント